初期臨床研修について

研修医の集合写真

 アットホームな雰囲気の中で研修できています。

当院は地域の中核病院として二次救急まで対応しています。症例はcommon disease主体で、その症例を1つ1つ考察・検証する時間的な余裕が比較的確保されています。

患者数が多過ぎて半ば流れ作業的な診療になりがちな大都市部の大病院と比較すると、1人の患者をじっくり考えながら診る環境は整っていると思います。もちろん、急性期病変も診られるので症例的にも幅広く経験できます。

少人数制の研修カリキュラムなので、診療科ローテーションはフレキシブルで、条件を満たせば自由に選択できます。基本的に指導医の先生によるマンツーマン指導ですが、各診療科の垣根も全くないので、気軽に他科の先生に相談したり、時間が空いた際は他科の診療に参加できたりします。看護師・コメディカルの方々も気さくに接してくれるので、アットホームな雰囲気の中で研修できています。

 初期研修医からのメッセージ

 臨床研修の理念

  1. 基本的診療能力(診療知識・技術・態度)を身につけた医師を養成する。

USHIKU DNA ~医師として臨床スキルを、人として成長を。それがUSHIKU DNA~

 USHIKU DNAとは
当院の医師臨床研修プログラムにより牛久の地で育む"総合診療力"を"USHIKU DNA"としました。

 臨床研修プログラムの特徴

環境
救急患者に接する機会を重視しており診療科の垣根を越えたコモンディジーズ、プライマリケアを幅広く数多く学べる環境です。
少数精鋭
当院では少数精鋭の研修体制を重んじており、研修医一人につき最大5人程度の指導医が教育にあたります。 幅広い診療科のベテラン専門医と共に個々の患者に対するシームレスな診療を経験し、総合力を養うことが可能です。
マンツーマン
指導医とのマンツーマン体制を基本としており、病棟研修では副主治医となり、診療の基本的な知識・技能を身につけることができます。
プライマリケア
病棟研修では入院患者やご家族との接し方、病歴の記載、診断書などの文書の記入など、医師としての素養を高めプライマリケアに対処できるようにすることを目標にしています。
自由度
個人の希望を重視した自由度の高いプログラム内容となっており、必修科(内科・外科・産婦人科・小児科・麻酔科・精神科)を再度、選択科とすることもできます。
研修協力施設
多数の協力型病院・協力施設との連携がありますので、ほとんどの診療科の研修が可能です。

 プログラム内容

 基本プログラム

基本プログラムの図

2020年からの臨床研修制度改定に応じた基本研修プランです。牛久愛和総合病院と各協力型病院・協力施設で研修を行います。期初に設定したローテーションを、研修期間中に見直して延長や変更することも可能です。

 主な研修協力病院
筑波大学附属病院(選択科)、東京女子医科大学東医療センター(小児科・救急科・選択科)、東京医科大学茨城医療センター(必修科・選択科)、東邦大学医療センター大森病院(選択科)、東邦大学医療センター大橋病院(選択科)、東邦大学医療センター佐倉病院(選択科)、筑波学園病院(産婦人科・小児科)、総合母子保健センター愛育病院(産婦人科)、つくばセントラル病院(産婦人科)、みやざきホスピタル(精神科)、神立病院(地域医療・在宅医療)、さくら台土肥クリニック(地域医療)、茨城県立医療大学付属病院(地域医療)など

 指導体制

 診療実績

 2023年度クリニカルカンファレンス

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