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薬剤科について

薬剤科について
ごあいさつ 薬剤科スタッフ
薬剤科の業務 患者様・患者ご家族様へ
保険薬局の先生方へ(トレーシングレポート) 製薬企業の方へ
就職(薬剤師)をお考えの方へ(奨学金サポート制度・住宅支援制度)

ごあいさつ

当薬剤科は、高齢の患者様の在宅復帰支援、そして最適な療養生活を送るための架け橋となれるよう、「安全で効果的な薬物治療」を提供すべく医療チームの一員として日々精進しています。地域住民の健康づくりに貢献できるよう、特にポリファーマシー対策(処方の適正化)に力を入れています。

 「ポリファーマシー」とは、多くのくすりを服用しているために、副作用を起こしたり、きちんとくすりが飲めなくなったりしている状態をいいます。高齢になると複数の病気を持つ人が増え、くすりが増えがちになります。一方、高齢者では、くすりが6種類以上になると、副作用が増えるというデータがあります。

 我々薬剤師は、くすりを飲んでいて「なにか変だな」「いつもと違う」という患者様の訴えを医療チーム皆で共有し、そして適切な薬物療法を提案することで、処方適正化への一助となれるよう努めています。

薬剤科長 高崎 智士

薬剤科スタッフ(2024.10現在)

薬剤師:4名

薬剤助手:2名

 認定資格

日病薬病院薬学認定薬剤師:1名

老年薬学認定薬剤師:1名

漢方薬・生薬認定薬剤師:1名

日本薬剤師研修センター認定薬剤師・生涯学習指導薬剤師:1名

薬剤科の業務

調剤室

主に入院処方の内服・外用・注射薬の調剤を行っています。

調剤する前に必ず、お薬の量や飲み方、飲み合わせ、重複投与などのチェックを行っています。疑問があれば医師に確認をしています。

内服薬の調剤では、自動錠剤分包機を活用して、患者様が薬を服用しやすいように数種類の錠剤を患者様のお名前・服用方法などを印字し、一包化も行っています。

注射薬の調剤では、一患者様毎に取りまとめてセットし、病棟へ送っています。配合変化は問題ないか、投与ルートは安全かなど確認を行っています。

薬物血中モニタリング

薬物血中モニタリングは、薬物血中濃度の治療域と中毒域が接近している薬剤に対して、安全な投与量、投与方法を医師へ処方提案する業務です。

主な薬剤として、注射用バンコマイシンに対して、TDM解析ソフトを用いて行っています。

無菌調整

クリーンベンチ内で無菌的に高カロリー輸液のバッグへ必要な薬剤を混注しています。

医薬品情報提供(DI業務)

薬剤科では、お薬を安全に使用できるよう、お薬に関する情報の収集・検索・管理を行います。

医師や看護師、その他スタッフや患者様からの問い合わせなどに対し、情報を提供しています。

医薬品管理業務

医薬品の購入、保管、使用期限などの品質管理を行っています。

また、麻薬や向精神薬、毒薬、血液製剤に関しては、管理簿を作成・保管し、事故・盗難防止に努めています。

病棟業務(チーム医療)・薬剤管理指導(お薬の説明)

各病棟の回診、褥瘡・入退院カンファレンスなどに参加し、医師や他の医療スタッフと話し合いながら、患者様の薬物療法全体を検討し、患者様に服薬指導を行っています。

入院時には持参薬の鑑別を行い、ポリファーマシー対策を念頭に入院から退院までの薬物管理を行っています。

患者様・患者ご家族様へ

一般名処方、後発医薬品(ジェネリック医薬品)およびバイオ後続品(バイオシミラー)の使用推進について

■一般名処方について

現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。

当院では、院外処方せん発行時に、後発医薬品のある医薬品について特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること)となる場合があります。

一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。

ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

■後発医薬品(ジェネリック医薬品)およびバイオ後続品(バイオシミラー)の使用推進について

当院は、後発医薬品使用体制加算に係る届出を行っている保険医療機関です。厚生労働省の後発医薬品およびバイオ後続品の使用促進の方針に従い、患者様の経済的な負担軽減や医療保険財政の改善を図るため、後発医薬品およびバイオ後続品の使用に積極的に取り組んでいます。

なお、医薬品の供給状況によっては投与する薬剤が変更となる可能性もあります。変更をする場合、その旨を十分にご説明しますが、ご不明な点などがありましたら当院職員までご相談ください。

後発医薬品・バイオ後続品への変更についてご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

保険薬局の先生方へ

当院の外来患者様について、保険薬局で得られた情報や伝達事項等がありましたら、些細なことでも構いませんので、トレーシングレポートとして頂けますようお願いします。

トレーシングレポートの様式は自由です。

薬剤師 高崎智士(たかさきさとし)宛に、メール(stakasaki@jojinkai.com)もしくはFAX(093-614-2105)にてお願いいたします。

製薬企業の方へ

平素より薬剤科への医薬品情報提供にご協力いただきありがとうございます。

業務の都合上、薬剤科への訪問時間は、平日15時から17時までとさせていただきます。(緊急の場合は除きます。)

就職(薬剤師)をお考えの方へ

■奨学金返還サポート制度(上限432万円)

日本学生支援機構の奨学金を受けていた方の奨学金を当院が代理返還します。
詳細はこちらをご覧ください。

■住宅支援制度

遠方より転居を伴う場合、引越費用や入居費用及び家賃の一部を補助いたします。

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