「私は健康だから大丈夫」「病気が見つかったら怖い」という声を聞きます。 でも、誰しも自分では気付かない病気やその予防軍を持っているかもしれません。 病気が見つかる見つからないに関らず、安心して毎日が過ごせるように当院では年１回程度の人間ドック受診をお勧めしています。ここでは初めて人間ドックを受けられる50代の女性の方とともに当センターでの受診の流れをご紹介します。

案内して下さるエスコートの方。健診終了まで案内していただけるそうで安心しました。今日1日よろしくお願いします。

事前に記入しておいた質問票と自宅で採取した検査キットを提出して、健診ファイル・ロッカーキーを受け取ります。

受付後は更衣室に置いてある検査着に着替えます。ロッカーに荷物をしまってカギは腕に付けておきます。検査着は厚手なので安心。

入口横にある自動血圧計で血圧を測ります。血圧値はプリントされるので忘れずに取ってファイルにはさんでおきます。

専門の看護師が血液検査のための採血をしてくれます。「少しチクッとしますね」と言われましたが、本当に少しでホットしました。

自動身長体重計で身長・体重を測ります。背中をポールに付けないように台の上に立ちます。後は自動的に身長・体重・体脂肪率・肥満度・BMIが計測されます。このプリントもファイルにはさんでおきます。

自動視力計で視力を計測します。計器が声で指示してくれますので、その通りにレバーやボタンを操作します。結果はプリントされます。

手首・足首・胸に電極を付けて検査してもらいます。少し冷たいですが、これで心臓の病気や異常がわかるそうです。

息を力いっぱい吐き出して検査します。目の前のモニターに現れた渦巻き模様によって、肺の状態を知ることができるそうです。

超音波診断装置で胆のう・脾臓・肝臓・腎臓の状態を検査してもらいます。少しお腹がひんやりします。

眼底カメラで眼底の撮影、眼圧計で眼圧を計測します。まばたきをしないように気をつけて。

レントゲン装置に胸をぴったりつけて検査します。検査着を脱ぐ必要がないので安心しました。

先生による問診です。自覚症状や身体への不安点など丁寧に聞いていただきました。

バリウムを飲んで検査をします。台が回転していろいろな状態の胃がみられるそうです。オプションで胃内視鏡検査に変更することもできるそうです。

防音室に入って、ヘッドホンを付けて検査します。ヘッドホンから聞こえる音を聞き逃さないように真剣です。

すべての検査が終わってザ・テラスでランチをいただきます。5つのメニューの中から選んだのは「寿司ヘルシー膳」。こんなに美味しいお食事がいただけるとは思ってもみませんでした。