曜 日 | 午前担当の医師名 | 午後担当の医師名 |
月曜日 | ‐ | ‐ |
火曜日 | ‐ | ‐ |
水曜日 | 黄鼎文 | ‐ |
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お知らせ
女性泌尿器科は予約での診療が可能です。(電話予約センター:029-870-5525)
女性のための泌尿器外来(女性泌尿器・ウロギネ外来)
尿漏れから解放され、トイレの悩みが解消し、楽しい生活を取り戻しましょう!
女性のための泌尿器専門医が少ないという現状があります。
泌尿器科といいますと、男性の科としてのイメージが強く、実際多くの泌尿器科医も男性の診察に慣れていますが、女性の診察に慣れていません。
しかしながら、女性を悩ませる泌尿器の症状も少なくないのです。特に女性ホルモンが更年期を迎えると減少していきます。その影響が徐々に現れ、骨盤底を弱めていきます。当然ほかにもいろいろな原因があります。一生の中で「妊娠・出産」、「便秘」「肥満」などが骨盤底を支える筋肉や靭帯を痛め、結果として、排尿のトラブルとして出てきます。
頻尿、膀胱部の不快感、陰部の下垂感、疲労感など、なんとなく「年のせい」にしがちなところがあります。恥ずかしいのもありますが、泌尿器の病気として認識されず、不安や心配を抱えながら、他人には言えない苦しい毎日を送っていることもしばしばあります。
重度の尿漏れや骨盤臓器脱に対し、根治療法として手術療法を選ぶことが多いですが、しかしながら、生活の質に関わる症状の改善はいきなり手術というより、個々の患者にあった治療法を提示し、保存療法や骨盤リハビリを選択することも少なくありません。症状と程度に応じ、治療法には様々な提案ができます。
悩んでいるおしもの症状がありましたら、まず相談していただければ幸いです。
《対象疾患》
過活動膀胱、腹圧性尿失禁、子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤、間質性膀胱炎
◎骨盤臓器脱に対する『腹腔鏡下仙骨腟固定術』について
骨盤臓器脱とは骨盤底のヘルニアであり、骨盤を支える筋肉や腟の壁が弱く、臓器が脱出してくるものです。一般的に子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤などに分類されています。
初期の症状として、腟口から腟壁や子宮の頚部に触れていますが、おなかに力を入れると下垂が増悪することがあります。下がってくる臓器によって排尿障害、排便困難を自覚します。尿を出しきることがむずかしくなったり、腟の壁を抑えないと排便に時間がかかったりして、さらに腟口より子宮頚部が下がってきて、手で戻せなくなることが出現します。直ちに命にかかわることはありませんが、生活の質(QOL)を低下させているのです。
当院の女性泌尿器科外来で診察を受けて、症状や病態によって手術が必要な場合もあります。当科では腹腔鏡を用いて、メッシュで下垂した腟壁を補強し、仙骨にあるじん帯につり上げる手術方法を採用します。全身麻酔のかかった状態で、おなかに小さいキズをつくってから、専用のカメラと器具を体内に入れて手術を行います。手術時間は3、4時間とかかりますが、術後の痛みが少ないメリットがあります。手術のあとに早い段階でベッドから降りて歩くこともできます。
ただし、腹腔鏡手術に特有な副作用、合併症を起こすリスクがありますし、さらに手術に適さないお体の状況もありますので、一度説明を受けることをお勧めします。
もちろん、骨盤臓器脱は骨盤底筋が緩くなって臓器を支えられなくなることでかかった病気ですので、術後に骨盤の底に負担をかけないように心掛ける必要があります。
当院所属の黄医師が、日本間質性膀胱炎研究会の「診療に応じる医師リスト」に掲載されました。このリストは、間質性膀胱炎の診療を引き受けることができると意思表示し、ホームページへの掲載を了承した医師の氏名と勤務先です。
詳細は下記URLよりご確認下さい。
http://sicj.umin.jp/doctorlist/index.html
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