紹介
当院透析センターは、1998年10月(A館のオープン時)に開設され、各種の血液浄化法を施行しています。2021年9月現在、40床のベッドで、入院外来合わせて約100数名の患者様に対し血液透析を施行しています。
月水金、火木土、それぞれ1日2クールです。バスキュラーアクセスに対しては、当院でシャント作成並びに再建、PTAを行っています。動脈表在化や透析用カフ付きカテーテル留置等にも対応しており、バスキュラーアクセス治療のほとんどを院内で行うことが可能です。また、他院で透析治療を受けている患者様も積極的に受け入れています。
ひとりひとりの患者様に対し、寄り添った透析治療の提供を行い、QOLの向上を図りたいと考えています。
特徴
当院の透析センターは、主に慢性腎不全の患者様に対する血液透析を行っています。
その他にも急性期や重症の患者様に対する各種血液浄化・血漿交換療法等にも積極的に取り組んでいます。
そして、透析患者様の合併症に対して、各診療科と連携し治療体制をとっています。
設備
透析ベッド数は40床(うち2床は個室)です。HCUでは2床透析ベッドを有しています。
主な透析器械
日機装社製の機種を使用しています。
器械名・メーカー規格等
・水処理装置:MIZ753-B
・透析液供給装置:DAB-30NX
・全自動溶解装置:DAD-50NX
・透析用監視装置:DCS-27
・多用途透析用監視装置①:DCS-200Si
・多用途透析用監視装置②:DCG-100NX
・多用途透析用監視装置③:DCG-03
・個人用透析装置:DBB-27
・個人用多用途透析装置:DBG-03
保守管理
各種透析機器のメンテナンス及びオーバーホール、保守点検業務は、メーカー認定の講習会を終了した者(臨床工学技士)が責任を持って行っています。
スタッフ
医師 常勤医 4名
石津隆 楊川堯基 松永恒明 石井知子
その他のスタッフ
看護師 17名
臨床工学技士 12名(透析担当3名)
事務員 1名
治療時間
月・水・金 | 火・木・土 | |
午前 | 8:45~ | 8:45~ |
午後 | 14:00~ | 14:00~ |
※緊急透析は、24時間体制をとっています。
食事
御希望される患者様には、管理栄養士が立てた献立の食事を実費(550円)で、提供しています。
管理栄養士による栄養指導も行っています。
送迎
御希望される患者様には、自宅と病院の間の送迎サービスを実施しております。(要相談)
はじめて利用する方へ
転院を希望する場合、主治医と相談のうえ下記へご連絡下さい。なお、ベッド状況によっては、受け入れ出来ない場合もありますのでご了承下さい。
患者さん向けの教育について
患者さん向けの教育としては、導入期からシャントの管理方法、 パンフレットを用いた食事指導、DIV教育など個別教育を行っております。 特に、栄養指導を含む食事指導は、管理栄養士が直接ベットサイドで行っています。 またご家族同伴での教育も希望者には実施しております。