あけましておめでとう御座います。春秋園ご利用の皆様、そしてそのご家族の皆様と共に我々職員一同、新しい年、巳年を迎えることができましたこと本当に喜ばしく思います。
Covid‐19が5類に分類されてから1年以上が経過し、春秋園の人の流れにも、コロナ前の様子が戻りつつあります。面会が毎週となり、時間にも少しゆとりを持たせることができるようになりました。通所リハビリテーションでは、ボランティアの方々のギター演奏会や踊りなどを通じて、地域との交流も再開されるようになりました。そして数年ぶりの牛久かっぱ祭りでは、職員が参加、かっぱ踊りで市内を練り歩きました。
が、油断は禁物、春秋園には95歳以上の20名を含め、高齢の方々、介護の必要な方々が多数入所されています。昨年末にインフルエンザとコロナにたいする予防接種とワクチン接種を行いました。補助が少なくなった状況でも多くの方々が接種を希望されたのは、世の中の感染症に対する意識の高さを示していると思われます。いま少し、関係者全員でこの意識レベルを維持して行きたいと考えております。
それに、もう一つ戻りつつあるのは、看護、介護を学ぶ10~20歳代の学生さんの春秋園での研修です。今の若い方々が普段の生活で90歳代の高齢者と遭遇することはまれになっています。互いに接する交流の場ともなり、その期間キラキラとした目が光り、春秋園内滞在者の平均年齢が若くなります‼
これからも、地域における介護とリハビリテーション、そして人的交流の場として、春秋園は介護老人保健施設としての役割を、職員一同力を合わせて行っていく所存です。
皆様、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
(施設長 高橋 元)