令和4年2月 春秋園だより「季節の行事レクリエーション」について

春の陽気が待ち遠しい今日この頃、春秋園では、「今年は、誰がどんな鬼に扮するか」職員同士で話題になります。二月の初めにある伝統的な行事である「節分」。子供の頃は、毎年この日になると「鬼は外ー、福は内ー!」と言いながら豆まきをしたり、恵方巻を食べたりして過ごしたと思います。

 そんな節分ですが、本来の意味は、「立春、立夏、立秋、立冬の前日」。すなわち、季節を分ける節の日を指すことをご存知でしたか? 節分と言ったら、二月の行事というイメージで、年に何回もあるとは思わなかったと思います。

 では、なぜ現代では、立春の前日(二月)だけ節分をやるのでしょうか? それは、春は旧暦で一年の始まりであることから、立春の前日のみ、「節分」と呼んでいるそうです。

 通所リハビリでも、節分の日には、職員が鬼に変装し、お手玉を豆に見立てて、ゲームを楽しみます。物を投げて的に当てる、単純な行為ではありますが、鬼に扮した職員のリアクションが派手なほど、周りは大きな笑いに包まれます。そのため、鬼役の職員の演技力は重要です。また、職員のがんばる姿をみて、盛り上げるために率先して楽しんでくれる利用者様もいらっしゃいます。夢中でお手玉を投げ、大きな声で笑ってくれる姿をみると、自分たちが利用者様と同じように年齢を重ねたときに「楽しいこと=好きなこと」を、精一杯楽しめる生き方をしたい。そう考えさせられました。

  まだまだ、厳しい寒さが続くと思いますが、春秋園では、手洗い、マスク、消毒、を徹底し、利用者様の体調管理にこれからも努めていきます。いつかまた、外食会や、ボランティアさんとの交流の機会が来ることを心から願っております。

(通所リハビリスタッフ一同)