9月に入っても厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
春秋園では毎年、腰痛予防をテーマにした勉強会を行っています。勉強会の内容は、腰痛の基礎知識、腰痛になりやすい動きとその対策、腰痛を予防・軽減するための運動が中心となっています。
腰痛は職員の健康状態において問題になりやすい症状の1つです。腰痛になりやすい動きとして、前傾姿勢や中腰、腰を捻る動作が挙げられます。
介護の仕事では車椅子への乗り移りや入浴の介助など、前述した姿勢や動作が頻繁に要求されるため、腰への負担が蓄積しやすいと言えます。そのため、どのような姿勢・動作が腰への負担を強めるかを理解することが重要です。
また、運動不足による身体の固さや筋力の低下も腰への負担を増大させる原因となるため、腰痛予防の運動として簡単なストレッチや体操を紹介しました。日常的に身体を動かす習慣を作る事が、腰痛になりにくい身体作りにつながります。
今年度は新型コロナウィルスの影響により、新人職員のみを対象とした開催となってしまいましたが、新人職員の腰痛予防への意識を高めることが、働きやすい職場環境を作っていくための一歩となるのではないかと思います。
(春秋園リハビリスタッフ一同)