曜 日 | 午前担当の医師名 | 午後担当の医師名 |
月曜日 | 川口・青木 | – |
火曜日 | 川口・青木 | 青木 |
水曜日 | 青木(第2・4・5週のみ) | – |
木曜日 | 青木 | 青木 |
金曜日 | 川口・青木 | 青木 |
リハビリテーション科の紹介 | ||||
リハビリテーション科専門医の診察・診断を基に、療法士が患者さんにあった適切なリハビリテーションを提供いたします。 | ||||
理学療法、作業療法、言語聴覚療法について | 高齢者の方へのリハビリテーション | |||
神経難病リハ | 脳血管疾患リハ | 嚥下内視鏡検査と嚥下造影検査 | ||
ボツリヌス療法 および ボツリヌス(ボトックス)注射について | 当院の体制について |
理学療法、作業療法、言語聴覚療法について
理学療法
理学療法は、日常動作で必要となる「立つ」「歩く」「座る」「寝る」などの
基本動作の回復、維持を目的に運動療法を用いて患者さんが自立した日常生活を 送ることをサポートします。 身体機能の回復だけではなく、障害の悪化を予防するための指導も行います。 |
作業療法
作業療法は、日常生活を営む上で必要な「食事をする」「排泄をする」「入浴をする」
などの身の回りのことや「料理」「洗濯」などといった家事・役割の回復を支援します。 また、趣味などの余暇活動や働くことなど社会生活の回復も支援します。 体や脳、心の機能を高め、環境や道具を含めその人がその人らしく生活する上で 必要な生活行為を最適に行えるよう支援します |
言語聴覚
言語聴覚は、「話す」「聞く」「食べる」などの機能回復、機能維持をはかる
リハビリテーションを提供します。発声発語、摂食、嚥下各障害の原因を評価し、 代替手段を含めたコミュニケーション手段の獲得や、摂食嚥下障害のある患者 さんには食べる喜びを取り戻してもらえるため安全に「口で食べる」ことが 出来るようにサポートします。 |
高齢者の方へのリハビリテーション
高齢者の方へのリハビリテーションは基礎疾患、生活習慣などその方の特性を
理解した上でリハビリテーションを行います。患者さんの日々の生活をうかがい、 確認をしながら身体的、精神的な回復、維持を目的として個人に合わせた リハビリテーションを提供します。 |
神経難病リハ
神経難病は難治性で進行により日常生活に障害を来すことがあり、
リハビリテーションが必要となる例が多いです。疾患それぞれの特徴があるため、 状態に合わせたリハビリテーションが求められます。リハビリテーションを 充実させることで患者の日常生活が向上するよう協力いたします。 |
脳血管疾患リハ
脳血管疾患等のリハビリでは脳梗塞、脳出血、脊髄損傷などを中心とする脳血管障害、
又は臥床に伴う廃用症候群を有する方などに対して手術後に機能・能力を維持、 改善させ、日常生活の質の向上を目的とし、個々の状態に合わせて機能訓練、 ADL訓練、歩行訓練などを行います。 |
嚥下内視鏡検査と嚥下造影検査
嚥下内視鏡検査、嚥下造影検査とは、飲み込みの過程や状態を正確に評価する
ための検査です。摂食・嚥下障害という、『食べ物がうまく飲み込めず、誤って 気管に入ってしまうことが疑われる』(誤嚥)状態の患者さんに行い、のどの 形や、飲み込み方に問題が無いかどうかを調べる目的の検査です。この検査により、 確実に飲み込むことができる体位や、患者さんに適した食物の状態を検討します。 摂食・嚥下障害を疑われる患者さんは、誤嚥により肺炎を繰り返し発症すること があり誤嚥性肺炎のリスクが高まるため、誤嚥を予防する方法を探すことが必要 です。検査の結果により経口摂取が可能かどうか判断し、誤嚥を予防する体位や 食事方法を検討することで誤嚥性肺炎を予防することにつなげます。 |
ボツリヌス療法 および ボツリヌス(ボトックス)注射について
脳卒中等や脊髄損傷等の後遺症が原因となる運動障害のひとつに
筋肉がつっぱり手足が動かしにくくなったり、勝手に動いてしまう 痙縮(けいしゅく)という症状があります。 手の指が握ったままで開きづらい、肘が曲がり伸びづらい、足の先が足の 裏側の方へ曲がってしまうなどの症状により、日常生活に支障をきたして しまいます。 また、痙縮そのものがリハビリテーションの障害となることがあります。 |
痙縮に対する有効治療がボツリヌス療法です。
ボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンと呼ばれるたんぱく質を有効成分とする薬を筋肉内に注射し、痙縮の改善を図る治療法です。硬くなった筋肉を柔らかくすることで、適切なリハビリテーションを行いやすくなります。
ボツリヌストキシンには、筋肉を緊張させている神経の働きを抑える作用があるため、ボツリヌストキシンを筋肉内へ注射すると、筋肉の緊張をやわらげ、痙縮を改善することができます。
ボツリヌス治療は毎週木曜日の午後に行います。あらかじめ御了承下さい。
この治療に対するお問い合わせは新潟西蒲メディカルセンター病院 外来までご連絡下さい。
TEL:0256-72-3111
当院の体制について
- 通所リハビリ、訪問看護ステーションの連携により、医療保険から介護保険に切り替わる際の切れ間のないサービス提供と病院のバックアップ体制を敷いております。
- 当院では、併設施設に介護保険サービスでご利用できる通所リハビリテーション、訪問看護ステーションを有しております。
- リハビリテーションを行った退院後にご自宅に戻りながら介護サービスを利用して個人の状態に合わせたリハビリテーションを行うことができます。
- 病院との連携体制が確保されており、もしもの場合に備えたバックアップ体制も構築されています。なんらかの事情で一時的に在宅介護が困難になった場合に、患者さんを一時的に病院に移す介護家族支援短期入院(レスパイト入院)にも対応いたします。