中途採用者看護教育プログラム
中途採用看護師とは、新卒看護師を除く当院に入職する看護師、准看護師である。
1.目的
- 中途採用看護師が、心身共に安定した状態で職場環境に適応できる。
- 中途採用看護師が当院のシステムやルールを理解できる。
- 中途採用看護師が経験のない看護技術を習得し、安心して業務の遂行ができる。
2.方針
- 分かりやすく丁寧なオリエンテーションを行う。
- 臨床現場での指導・教育はプリセプター及び師長、主任が責任をもって行う。
- 指導・教育は新職員チェックリストに基づき、スタッフ全員で協力して実践する。
- 個人に対応した、フォローアップを行う。
- 前病院との看護技術の相違については、基本に基づいた考えで、話し合いをする。
3.オリエンテーション
- 入職前看護・・看護部長より配属部署の決定。部署案内。
- 入職当目・・・配属部署の師長及び、主任が中途採用者教育プログラムに沿って実施する。
4.担当看護師による指導
中途採用看護師一人に対して、決められた指導担当看護師が、新職員チェックリストに沿って、指導・教育に当たる。
- 指導担当看護師が不在の場合はフォロー看護師が代わって支援を行う。
5.業務の進行予定
1日目 | |
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オリエンテーション |
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2日目以降 | |
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日勤業務がわかる。 |
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CW(ケアワーカー)業務がわかる |
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看護実践ができる |
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看護記録が書ける |
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◎看護実践については説明→見守り→自立の段階をとる。
2ヶ月目以降 | |
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看護実践について理解を深める |
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夜勤業務がわかる |
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夜勤業務ができる | – |
3ヶ月目以降 | |
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部署内での業務が一人でできる |
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6.フォローアップ体制
1ケ月目・・・看護師長、主任による面談
2ケ月目・・・看護師長、主任により面談。それ以降は個人の能力により適宜面談